XS.comのスプレッドは広すぎ?リアルタイムスプレッド一覧

XS.comのスプレッド XS.com

FX初心者の方にとってスプレッドの狭さはブローカー選びで大切なポイントです。XS.comは最小0.1pips~という業界最狭水準のスプレッドを提供しており、取引コストを大きく削減できます。

今回はXS.comが提供する各金融商品のスプレッドをカテゴリー別にわかりやすく解説します。

XS.comのスプレッド一覧【2025年7月最新】

XS.comのスプレッド一覧【2025年7月最新】
XS.comは全ての口座タイプで市場状況に応じて変動する変動制スプレッドを採用しており、経済指標や流動性に応じてスプレッド幅もリアルタイムに変化します。

現在スタンダードやプロ、エリートなど5種類の口座タイプが提供されており、それぞれ平均スプレッド水準が異なります。

メジャー通貨ペアのスプレッド

メジャー通貨ペアとは米ドルなど主要国通貨を含む通貨ペアで、市場取引量が最も多く流動性が高いグループです。そのためスプレッドも比較的安定して狭い傾向にあります。

XS.comではメジャー通貨ペアとしてUSD/JPY(ドル円)やEUR/USD(ユーロドル)などを含む取引が可能です。スプレッドは口座タイプごとに異なり、初心者向けのスタンダード口座でも狭く、プロ口座・エリート口座ではさらに有利になります。

銘柄 スプレッド
USDJPY 1.7
AUDUSD 1.2
EURUSD 1.1
GBPUSD 1.2
NZDUSD 1.2
USDCAD 1.8
USDCHF 1.4
USDCZK 170
USDDKK 160

スタンダード以外の口座のスプレッドを確認したい方は、こちらをご覧ください。

クロス通貨ペアのスプレッド

クロス通貨ペア(マイナー通貨ペア)は主要通貨同士のペアで、取引量がメジャー通貨より少ないため相対的にスプレッドは広めに設定されています。XS.comではクロス通貨ペアも全口座タイプで取引可能です。

銘柄 スプレッド
AUDCAD 1.9
AUDCHF 1.8
AUDJPY 1.9
AUDNZD 2
CADCHF 1.8
CADJPY 2
CHFJPY 2.3
EURAUD 2.2
EURCAD 2.1
EURCHF 1.8

エキゾチック通貨ペアのスプレッド

エキゾチック通貨ペアは新興国通貨やマイナー通貨を含むペアで、流動性が低く変動が大きい分、スプレッドも広めになる傾向があります。例えばUSD/TRY(米ドル/トルコリラ)やUSD/ZAR(米ドル/南アフリカランド)、USD/MXN(米ドル/メキシコペソ)などが該当します。

ハイリスク・ハイリターンの取引機会や高スワップポイントを狙うことも可能ですが、スプレッドがメジャー通貨に比べ大きく拡大しやすい点に注意が必要です。 XS.comが提供するエキゾチック通貨ペアのスプレッドも口座タイプで異なります。

銘柄 スプレッド
EURGBP 1.4
EURCZK 170
EURHUF 174
EURNOK 190
EURSEK 180
EURZAR 230
GBPZAR 230
USDHKD 5.3
USDHUF 170

株式CFDのスプレッド

XS.comでは米国・欧州・香港の個別株式CFDを豊富に取り扱っています。株式CFDはスタンダード口座とプロ口座でのみ取引可能で、これら2口座では共通のスプレッド設定となっています。

時価総額が大きく流動性の高い優良株ほどスプレッドは小さく、変動の大きい新興企業株などはやや広めになる傾向があります。

銘柄 スプレッド
ADT 1
AES 1
AGCO 3.7
AMETEK 2.6
AOSmith 1.7
ASML 9.4
AT&T 1

インデックスのスプレッド

株価指数CFDは日経225やダウ平均(US30)、米NASDAQ100など世界各国の主要株価指数を原資産とするCFDです。XS.comでは主要な指数CFDも提供しており、高い流動性からスプレッドは比較的狭く抑えられています。

インデックスCFDは基本的にスタンダード~エリート全口座で取引可能で、口座タイプによってスプレッドが異なります。

銘柄 スプレッド
AUS200 25.8
DE40 25
ES35 61.8
EU50 25.2
F40 20.6
JP225 103.3
RUSS2000 13.4
UK100 25.5
US100 20
US30 27.5
US500SEP25 5.1
GOLDAUG25 3.8
NGASAUG25 1.7
UKOILSEP25 4.2
US100SEP25 13.4
DAX40SEP25 32.7
US30SEP25 27.9
USOILAUG25 3.8
GOLDJUN25 3.6
NGASJUN25 1.7

市場が閑散となる時間帯や急変動時にはスプレッド拡大の可能性がありますので注意しましょう。

金属のスプレッド

貴金属CFDとしてはゴールド(XAU/USD)やシルバー(XAG/USD)をはじめ、一部口座ではパラジウムやプラチナなども取引できます。特にゴールド(金)は人気の高い銘柄で、XS.comでも積極的にスプレッド縮小が行われています。

2025年2月にはXS.comがゴールドのスプレッドを最大30%縮小することを発表し、元々狭いスプレッドがさらに引き下げられました。

銘柄 スプレッド
XAGEUR 2.1
XAGUSD 2.9
XAUEUR 6.3
XAUUSD 1.8
XPDUSD 44.7
XPTUSD 30.7
ACADIA 1.5

コモディティのスプレッド

コモディティ(商品)CFDとは穀物やソフトコモディティなど、農産物を中心とした商品の差金決済取引です。XS.comでは小麦、トウモロコシ、砂糖、綿花、大豆といったコモディティ銘柄も提供しています。

これら商品の現物CFDは基本的にMT5のVIP口座限定での提供となっており、取引できる口座タイプが限られます。

銘柄 スプレッド
COCOA.f 9.80
COFFEE.f 0.70
COPPER.f 0.0068
CORN.f 1.47
COTTON.f 0.26
SOYBEAN.f 1.82
SUGAR.f 0.16
WHEAT.f 2.00

エネルギーのスプレッド

エネルギーCFDには原油や天然ガスなどが含まれます。XS.comではWTI原油(USOIL)やブレント原油(UKOIL)、そして天然ガス(NGAS)をCFDで取引可能です。

商品市場の中でも流動性が比較的高く、スプレッドも安定しています。

エネルギー銘柄も、在庫統計の発表や産油国のニュースなどで市場が動いた際には一時的にスプレッドが拡大する点に気をつけてください。

銘柄 スプレッド
NGAS 1.8
UKOIL 2.4
USOIL 2.6

仮想通貨のスプレッド

XS.comはビットコインやイーサリアムをはじめ主要な仮想通貨CFDも提供しています。仮想通貨はボラティリティが大きいため、FX通貨ペアなどに比べるとスプレッドも大きめですが、XS.comではできるだけ狭いスプレッドを実現しています。

仮想通貨CFDは土日を含め24時間取引できますが、市場参加者が少ない時間帯や急激な価格変動時にはスプレッド拡大が起こりやすい点に注意しましょう。

銘柄 スプレッド
BTCUSD 340.3
ETHUSD 46.1
LTCUSD 17.2
NEOUSD 15
XMRUSD 37.3
XRPUSD 5
ZECUSD 14
TRPUSD 16
MELUSD 2.8

XS.comのリアルタイムスプレッドの確認方法

XS.comのリアルタイムスプレッドの確認方法

XS.comでリアルタイムのスプレッドを確認する方法としては、主に取引プラットフォーム上で確認する方法と公式ウェブサイトのデータを見る方法の二通りがあります。

ifa編集部

編集部

初心者の方には、実際に取引環境で確認する方法が分かりやすいでしょう。

MT4/MT5上で確認する方法

XS.comはMetaTrader4(MT4)およびMetaTrader5(MT5)に対応しています。まず口座開設後にお使いのプラットフォームにログインしましょう。

プラットフォーム画面の「気配値表示(マーケットウォッチ)」パネルに取引可能な銘柄一覧が表示されます。そこでパネル上で右クリックし「スプレッドの表示」を選択すると、各銘柄の現在のスプレッドが数値で表示されます。

この数値はリアルタイムに変動するので、取引したいタイミングのスプレッドを常に把握できます。例えばドル円が「1.2」と表示されていれば現在のスプレッドは1.2pipsという意味です。

MT4/MT5でスプレッド確認の手順
  • Step.1
    ログイン
    プラットフォームにログインし、気配値表示パネルを開く。

  • Step.2
    スプレッド表示設定
    気配値表示上で右クリックメニューから「スプレッド」を選択。

  • Step.3
    確認
    XSのスプレッド
    各シンボルの右端にスプレッド値(ポイント表示)がリアルタイムに表示される。

MEMO

MT4では数値がポイント単位で表示されますが、表示された数値を小数点位置で調整すればpipsに換算可能です(例:「15」と出ていれば1.5pips)。MT5でも基本的に同様です。

公式サイトやツールで確認する方法

XS.com公式サイトでは各商品の平均スプレッド(前日基準)を契約仕様ページで公開しています。ただしリアルタイムの変動は反映されません。その代わり、XSが提供する情報サイト「XSLabo」ではリアルタイムレートやスプレッドを閲覧できるマーケットデータセンターがあります。

口座をお持ちでない方でも、ブラウザ上でXS.comの主要銘柄の現在のスプレッドを確認可能です。使い方は簡単で、XSLaboサイト内の「リアルタイムスプレッド」ページで口座タイプと銘柄を選択すると、その場で現在のビッド/オファーとスプレッドが表示されます。

経済指標発表直後や市場が薄い時間帯(日本時間早朝など)では平常時よりスプレッドが広がることがありますので、こまめにチェックすると良いでしょう。

XS.comのスプレッドに関するよくある質問

XS.comのスプレッドに関するよくある質問

XS.comのスプレッドは広い?
XS.comのスプレッドは広くありません。むしろ業界最狭水準と言われるほど低コストです。例えば主要通貨ペアの最小スプレッドは0.1pips~と、公表されている値だけ見れば他社より頭一つ抜けています。もちろん実際のスプレッドは市場状況で変動しますが、平均値ベースでもスタンダード口座で約1.1pips、プロ口座で0.7pips、エリート口座で0.1pipsと非常に良心的です。海外FX全体では「スプレッド=広い(コスト高)」という印象を持たれがちですが、XS.comに関してはその心配は小さいでしょう。実際に他社と比較してもXS.comのほうがスプレッドが狭い傾向が各所で報告されています。
XS.comのスプレッドが狭い通貨はどれ?
最もスプレッドが狭いのはやはり主要通貨ペア(メジャー通貨ペア)です。

狭いスプレッドが適用される主要通貨ペア
  • USD/JPY(ドル円)
  • EUR/USD(ユーロドル)
  • GBP/USD(ポンドドル)
  • その他米ドルを含む主要ペア

具体的には米ドルやユーロ、円、ポンドなど主要通貨同士のペアが流動性も高く安定しているため、全口座タイプで狭いスプレッドが適用されています。特にUSD/JPY(ドル円)やEUR/USD(ユーロドル)は市場参加者も多く、XS.comでも常にスプレッドが安定して低い傾向にあります。一方で取引量の少ないマイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアになるほど相対的にスプレッドは広がります。つまり「どの通貨ペアが一番狭いか?」を端的に言えば、ドルストレート(米ドルを含む主要ペア)が狭く、ドルを含まない通貨ペアや新興国通貨絡みは広めというのが一般的です。なお、どの通貨でもエリート口座やプロ口座を選べばスプレッドは一段と低くなります。

XS.comのスプレッドが広がる時間帯はいつ?
市場の流動性が低下する時間帯にスプレッドが拡大しやすいです。

  1. ニューヨーク市場クローズ前後(日本時間早朝)
  2. ロールオーバー時間帯(サーバー時間で日付が切り替わる前後)
  3. 週明け直後(月曜早朝)
  4. 重要経済指標の発表直後

具体的にはニューヨーク市場クローズ前後(日本時間早朝)が典型で、いわゆるロールオーバー時間帯(サーバー時間で日付が切り替わる前後)にスプレッドが一時的に広がることがあります。この時間帯は取引参加者が少なくなるため、普段は0.x
pipsのドル円が数pipsに開く、といった現象が起こり得ます。また週明け直後(月曜早朝)や重要経済指標の発表直後も、一時的に売買レートの乖離が大きくなりスプレッド拡大が発生します。XS.comでは可能な限り狭いスプレッド提供に努めていますが、市場環境によっては避けられない面もあります。

注意点

したがって早朝やニュース発表時に取引する際は、平常時よりスプレッドが広がっていないか注意しておきましょう。

XS.comのスプレッドが狭い口座はどれ?
最もスプレッドが狭いのはエリート口座とVIP口座です。これらは平均スプレッド0.1pips~という極限まで縮められたスプレッド水準で、インターバンク直結の生レートに近い価格が提供されます(その代わりエリート口座では片道3ドルの手数料、VIP口座ではカスタマイズ可能な手数料が別途かかります)。手数料込みでもトータルコストは非常に低いため、頻繁に売買をする上級トレーダーに向いています。一方プロ口座も手数料無料で平均0.7pips~とかなり狭いスプレッドを実現しており、こちらは最低入金額が低めなので人気があります。スタンダード口座やセント口座は平均1.1pips程度で他社標準と比べれば十分狭いですが、XS内では上記口座に比べ広めです。

ifa編集部

編集部

総合すると、「スプレッド最重視」で選ぶならエリート/VIP、次点でプロ口座と言えるでしょう。初心者の方でまずは少額から始めたい場合はスタンダードでも必要十分に狭いので安心して利用できます。

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この記事の執筆者

合同会社IFAは、お金について人生100年時代に役立つ知識を届けることをモットーに、海外FXの知識や経済ニュースなどの情報を発信しています。

また、合同会社IFAはFX投資家に向けたツール開発、FXに関する金融の専門家への取材、FXの最新情報を掲載しています。

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