海外FXの自動売買(EA)おすすめランキング【2025年4月最新】

海外FXの自動売買おすすめランキング 海外FXの基礎知識

自動売買を利用できる海外FXはたくさんあるので、どれを利用すればいいか悩みますよね。

そこで海外FXのおすすめの自動売買ランキング10選を紹介します。

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海外FXの自動売買とは

海外FXの自動売買とは

海外FXの自動売買とは、Expert Advisor (EA) と呼ばれるプログラムやコピー取引サービスなどを使い、トレーダーが直接取引操作をしなくても売買を自動で行う手法です​。

裁量トレードではトレーダー自身がチャート分析からエントリー・決済まで全て行いますが、自動売買ではあらかじめ設定されたルールに従いソフトウェアが24時間取引を実行します​。

仕事中や睡眠中でもEAがチャンスを逃さず取引してくれるため、忙しい人でも市場機会を捉えやすくなるのがメリットです。
自動売買にはMT4/MT5のEAを利用する方法が一般的ですが、ブローカー独自のコピー取引(ミラートレード)サービスを活用するケースもあります。EAは自分で作成したり市販のものを購入・導入したりできますし、コピー取引ならプロトレーダーの取引をそのまま自分の口座で再現できます。

自動売買と裁量取引の違い

自動売買と裁量取引の違い

裁量取引と自動売買の違いは、「判断を人が行うかプログラムが行うか」です。

裁量取引はトレーダー自身が相場を分析し、売買のタイミング判断から注文執行、決済まで全て手動で行う取引方法です。一方、自動売買は予めプログラムされた取引戦略に基づき、エントリーから決済までをコンピュータが自動的に実行します​。

ただし、市場急変時などイレギュラーな状況への対応力は裁量トレードの方が高い場合もあります。

自動売買ツールの価格の違い

自動売買に用いるEAやコピーサービスには無料から有料まで様々な価格帯があります​。

例えば、無償公開しているEAやブローカーが提供する無料のコピー取引プラットフォームもあります。一方で、市販されている高性能EAは数万円~数十万円の価格で販売されることも珍しくありません。

また、コピー取引サービスでは利益の一部をストラテジープロバイダーに手数料として支払う形式が採用される場合もあります。価格が高ければ必ず優秀というわけではなく、無料でも優秀なEAは存在しますし、有料でも相場環境によっては成績が振るわないこともあります。

バックテストやフォワードテストの結果、利用者の評判などを参考にして、費用対効果の高いツールを選ぶ必要があります​。自動売買ツール選びでは、予算に応じて慎重に比較検討しましょう。

海外FXの自動売買おすすめランキング上位10社

以下では、自動売買対応に優れた海外FX業者トップ10社を、5つの評価項目(各20点満点・合計100点)によるスコア付きランキング形式で紹介します。

評価項目は「スプレッドの狭さ」「EAの利用可否」「日本語サポートの有無と質」「VPS提供の有無と条件」「ボーナスの充実度」の5つです。MT4/MT5のEAはもちろん、コピー取引サービスへの対応も評価に含めています。

それぞれの業者ごとに特徴や評価ポイントを解説しますので、自動売買ブローカー選びの参考にしてください。

業者名 スプレッド EA利用可否 日本語サポート VPS提供 ボーナス
XMTrading 主要通貨で平均1〜2pips、安定した約定力 完全自由に利用可能、制限なし 日本人スタッフ対応、チャット・メール可 無料提供あり(口座残高$1,000+月5ロット以上) 口座開設ボーナス・100%入金+20%リロードボーナス
FBS 平均1pips前後、ECN口座は極狭スプレッド 利用制限なし、スキャル・ナンピン可 ライブチャット含めて日本語対応 無料提供(入金450ドル+月3ロット) 100%入金ボーナス(最大$20,000)など
Vantage Raw口座で0.0pip〜(手数料別)、業界最狭クラス 全戦略利用可、スキャルピングもOK チャット対応、近年再強化 無料提供($1,000入金+月10ロット) 初回入金120%など大型ボーナス多数
FXGT スタンダード口座で1.6pips前後、プロ口座で縮小可 全戦略自由、制限なし 日本語ライブチャット完備 あり(条件次第で利用可) 初回100%、追加50%など常時開催
TradersTrust プロ口座で1.2pips程度、cTrader対応 制限なし、ナンピン・マーチンも可 チャットやメールで日本語対応 Beeks社VPSを無料提供(条件達成時) 200%入金など豪華だが条件あり
HFM ゼロ口座で0.0〜0.3pips+手数料 自由、HFCopyによるコピー取引も提供 ライブチャット+日本語完全対応 条件付きで利用可、詳細は非公開 100%入金+20%追加、キャッシュバックも
BigBoss USDJPYで1.6pips程度、狭くはない 自由、スキャルピングも可 日本人スタッフが迅速対応 なし(外部VPSを利用) 未入金ボーナス・入金100%ボーナスなど
Exness USDJPYで0.7pips程度、業界最狭レベル 完全自由、スキャルピング等もOK 平日チャット対応あり 無料(入金$500+常時残高$100+定期取引) なし(低スプレッドに注力)
Titan FX 0.0〜0.3pips(手数料別)、ECN型特化 自由、Titan FX Socialでもコピー可 日本語メール・チャットに対応 Beeks社VPSを無料(60万円+5ロット以上) なし(取引環境重視)
is6FX 1.4〜1.6pips、EX口座で狭スプ可 全口座で自由に利用可能 完全日本語対応、問い合わせ迅速 なし(外部サービスを利用) 開設3,000円+段階入金ボーナス多数

1位 XMTrading

xm

XMTrading
スプレッド 主要通貨で平均1〜2pips、安定した約定力
EA利用可否 完全自由に利用可能、制限なし
日本語サポート 日本人スタッフ対応、チャット・メール可
VPS提供 無料提供あり(口座残高$1,000+月5ロット以上)
ボーナス 口座開設ボーナス・100%入金+20%リロードボーナス


XMTradingは日本人トレーダーから圧倒的な支持を集める海外FX最大手で、安全性と信頼性で人気No.1です​。

EA利用は完全自由で裁量・自動いずれの手法にも対応。加えて、条件を満たせば無料VPSも利用可能です。2022年に無料VPS利用条件が大幅緩和され、現在は「口座残高1,000ドル以上&月間5ロット以上」の取引で申請できます​。

取引環境も優秀で、主要通貨ペアのスプレッドは平均1~2pips台、約定力も安定しています。またボーナスプログラムが充実している点も特徴です。新規口座開設ボーナスや100%入金ボーナス+20%リロードボーナスなど​、常時お得なキャンペーンを提供しています。

総合力が高く初心者から上級者までおすすめできるブローカーです。

2位 FBS

FBS

FBS
スプレッド 平均1pips前後、ECN口座は極狭スプレッド
EA利用可否 利用制限なし、スキャル・ナンピン可
日本語サポート ライブチャット含めて日本語対応
VPS提供 無料提供(入金450ドル+月3ロット)
ボーナス 100%入金ボーナス(最大$20,000)など

FBSは東南アジアや世界中で人気の海外ブローカーで、自動売買向けのサービスが非常に充実しています。まずスプレッドは主要通貨で平均1pip前後と狭く、ECN口座を利用すれば極狭スプレッド+手数料で取引可能です。

EA利用も無制限で、スキャルピングEAからナンピン系まで自由に稼働できます。特筆すべきは無料VPSの提供条件が緩いことです。​

FBSでは「一度の入金額450ドル以上、かつ毎月3ロット以上の取引」という比較的達成しやすい条件で高性能VPSを無料利用できます。このため、自動売買に必須のVPSコストを大幅に削減可能です。また、コピー取引サービスも提供しており、スマホだけでプロトレーダーの取引を真似することもできます​。

さらにボーナスキャンペーンも豪華で、初回入金100%ボーナスや取引キャッシュバックなどを常時開催。入金ボーナスは利益出金も可能なタイプで、資金効率を高めつつEAを運用できます。

3位 Vantage

VantageTrading

Vantage
スプレッド Raw口座で0.0pip〜(手数料別)、業界最狭クラス
EA利用可否 全戦略利用可、スキャルピングもOK
日本語サポート チャット対応、近年再強化
VPS提供 無料提供($1,000入金+月10ロット)
ボーナス 初回入金120%など大型ボーナス多数

Vantageはオーストラリア拠点のグローバルブローカーで、近年日本向けサービスを再開して注目度が上がっています。魅力は業界最狭クラスのスプレッドと高い約定力です。

特にRaw口座ではEURUSDスプレッド0.0pip~(手数料別)という極めて低コストな環境を提供しており、スキャルピングEAとの相性も抜群です。もちろんEAの利用制限はなく、あらゆる自動売買戦略を実行できます。

VPSも無料提供しており、条件は最低$1,000入金+月100万ドル以上の取引量です​。基準を満たせば高品質VPSを無料利用可能で、本格的なEA運用を手厚くサポートします。

さらに、Vantageはボーナスキャンペーンも豊富です。通常時でも初回入金に対して最大120%のボーナスを付与するなど積極的で​、タイミングによっては合計50%入金ボーナスの24時間限定キャンペーンを実施した実績もあります​。

4位 FXGT

fxgt

FXGT
スプレッド スタンダード口座で1.6pips前後、プロ口座で縮小可
EA利用可否 全戦略自由、制限なし
日本語サポート 日本語ライブチャット完備
VPS提供 あり(条件次第で利用可)
ボーナス 初回100%、追加50%など常時開催

FXGTは2019年設立と新興ながら、豊富なボーナスと取扱商品で総合力の高いブローカーです。特徴はFX通貨ペアに加え仮想通貨の取引も可能な点で、暗号資産も含め自動売買を運用したい方に適しています​。

最大レバレッジ5,000倍と取引自由度が非常に高く、EAやスキャルピングも一切制限なく利用可能です。取引プラットフォームはMT5をメインに提供し、裁量・自動売買とも高速注文が可能な安定したサーバーを備えています。

ボーナスキャンペーンの豪華さでも群を抜いており、常時開催の100%初回入金ボーナス+その後の50%入金ボーナスなど、年間を通じて入金ボーナスが途切れません。​

スプレッド面では「標準的~やや広め」程度で、米ドル/円平均1.6pips前後​と上位業者ほど狭くはありませんが、上級者向けのプロ口座を選べば最小0.5pipsまで縮めることも可能です。

日本語サポートはメール・チャットで迅速丁寧と定評があり、安全性についてもセーシェル金融ライセンスを取得し出金拒否の噂も一切ないなど信頼できます​。

5位 TradersTrust

TradersTrust
スプレッド プロ口座で1.2pips程度、cTrader対応
EA利用可否 制限なし、ナンピン・マーチンも可
日本語サポート チャットやメールで日本語対応
VPS提供 Beeks社VPSを無料提供(条件達成時)
ボーナス 200%入金など豪華だが条件あり

TradersTrustは最大レバレッジ3,000倍という超ハイレバ口座を提供しており、「ハイレバ取引をしたい」「豪華な入金ボーナスが欲しい」ユーザーに支持されています​。

実際、初回200%入金ボーナスやリロード100%ボーナスなどボーナスが非常に豪華であることがメリットとして挙げられます​。また、無料VPSサービスの質と条件の良さでも高評価を得ています。

TradersTrustは提携するBeeks社のロンドンサーバーVPSを条件クリアで無期限に無料提供しています。条件は口座残高$2,000以上・月間5ロット以上の取引と比較的達成しやすく​、達成後に申請すれば翌月以降も継続して無料利用できます。

取引環境も近年大幅に向上しており、プロ口座ならスプレッドも狭く(USDJPY平均1.2pips程度​)、cTraderプラットフォームにも対応するなど技術面でも進化しています。

ただし標準口座はスプレッド広め・上級口座は最低入金額が高いという一面もあるため、初心者はボーナス狙いのサブ口座として利用し、慣れてきたらプロ口座に移行するのがおすすめです​。

6位 HFM

HFM

HFM
スプレッド ゼロ口座で0.0〜0.3pips+手数料
EA利用可否 自由、HFCopyによるコピー取引も提供
日本語サポート ライブチャット+日本語完全対応
VPS提供 条件付きで利用可、詳細は非公開
ボーナス 100%入金+20%追加、キャッシュバックも

HFMは長年の実績を持つグローバルブローカーで、日本人向けにも安定したサービスを提供しています。自動売買への対応として、特にコピー取引サービス「HFCopy」を利用できる点が特徴的です。

HFCopyではプロの戦略を自分の口座にミラーリングでき、しかもPCを常時稼働させたりVPSを契約したりする必要がありません​。

スマホからでもプロトレーダーの売買を24時間コピー可能なので、「自動売買に興味はあるがEA運用の環境構築は難しい」という方にも向いています。

MT4/MT5上でのEA利用ももちろん可能で、スキャルピング含め取引戦略の制限はありません。スプレッドは標準口座でUSDJPY平均1.2~1.8pips程度、ゼロスプレッド口座を使えば主要通貨で0.0~0.3pips+手数料と非常に狭い水準です。

ボーナス面では、HFM専用の入金ボーナス口座を開設することで初回100%+追加20%入金ボーナス(最大約50万円)を受け取れます​。

さらにロイヤリティプログラムによる取引ごとのキャッシュバックも提供しており、長期運用でお得が積み重なる仕組みも整っています。総合力が高く、コピー取引を含めた多彩な自動売買オプションを求める方におすすめできます。

7位 BigBoss

BigBoss

BigBoss
スプレッド USDJPYで1.6pips程度、狭くはない
EA利用可否 自由、スキャルピングも可
日本語サポート 日本人スタッフが迅速対応
VPS提供 なし(外部VPSを利用)
ボーナス 未入金ボーナス・入金100%ボーナスなど

BigBossは日本人向けに人気の老舗海外ブローカーで、高い信頼性と豪華なボーナスキャンペーンで知られます。EAを含む自動売買も公式に認められており、スキャルピングや両建て含め自由な取引が可能です​。

特に約定拒否の少なさやサーバーの安定稼働に定評があり、「ストップレベル(最低指値距離)がゼロではないが比較的狭いので、EAが想定通り機能しやすい」と評価されています​。

ボーナス面は業界トップクラスで、口座開設ボーナスだけでなく入金ボーナスも頻繁に開催されています。例えば未入金ボーナス18,000円100%入金ボーナスなど太っ腹なキャンペーンが定期的に提供されており​、証拠金を大きく上乗せしてEAの運用資金に充てることができます。

欠点としては自社での無料VPS提供がない点が挙げられます。自動売買を24時間稼働させる場合、ユーザー自身で外部VPSを契約する必要があります。

ただ、その点を差し引いても日本語サポートの手厚さや出金対応の迅速さで根強い人気を保っています。初めて自動売買に挑戦する方にも使いやすく、総合的にバランスの良いおすすめ業者です​。

8位 Exness

Exness

Exness
スプレッド USDJPYで0.7pips程度、業界最狭レベル
EA利用可否 完全自由、スキャルピング等もOK
日本語サポート 平日チャット対応あり
VPS提供 無料(入金$500+常時残高$100+定期取引)
ボーナス なし(低スプレッドに注力)

Exnessは世界有数の取引量を誇るグローバルブローカーで、その最大の強みは圧倒的に狭いスプレッドと高機能な取引環境です。Exnessは口座開設ボーナスや入金ボーナスといったキャンペーンを一切行わない代わりに、常時狭スプレッドを実現しています​。

例えば主要通貨ペアの平均スプレッドはUSD/JPYでわずか0.7pips程度と、業界最狭水準です​。プロ向け口座ではさらにタイトなスプレッド+低手数料が提供されており、高頻度取引やスキャルピングEA運用で威力を発揮します。

またレバレッジ無制限という他に類を見ない特徴もあり、小さな証拠金からでも大型ポジションを持てます。Exnessは無料VPSサービスも提供しており、条件は「累計入金500ドル以上、常時100ドル以上の残高維持、14日以内ごとに取引実行」という容易なものです​。

条件を満たせば高品質VPSを無料利用でき、EAを24時間安定稼働させられます。日本語サポートも平日8時~24時にライブチャット対応しており丁寧と評判です​。

9位 Titan FX

Titan FX

Titan FX
スプレッド 0.0〜0.3pips(手数料別)、ECN型特化
EA利用可否 自由、Titan FX Socialでもコピー可
日本語サポート 日本語メール・チャットに対応
VPS提供 Beeks社VPSを無料(60万円+5ロット以上)
ボーナス なし(取引環境重視)

Titan FXは元々オーストラリアの有力業者出身のグループが運営しており、「低スプレッド&高約定力」に特化したプロ志向のブローカーです。特にブレード口座(ECNタイプ)のスプレッドは驚異的に狭く、主要通貨ペアで0.0~0.3pips程度(手数料別)という水準を安定して提示します。

スキャルピングEAや高頻度取引を行うトレーダーから「約定拒否がなく思い通りに取引できる」と高評価を受けており、自動売買の動作環境としてトップクラスです。

Titan FXはこれまでボーナスを行わない方針でしたが、その代わり取引インフラの拡充に注力しています。2023年には満を持して無料VPSサービスを開始し、条件は「残高60万円以上&過去30日間に5ロット以上の取引」となっています​。

条件未達でも月額3,000円で利用続行可能であり、高性能なBeeks社VPSを格安で使えるのは大きな利点です。また、自社開発のコピートレード専用アプリ「Titan FX Social」をリリースするなど、自動売買支援に積極的です​。

日本語サポートも整備されており、問い合わせに日本人スタッフが迅速対応してくれます。総合的に見るとボーナスが無い分総合点は抑えめですが、取引コストと技術面で群を抜く存在であり、特に上級者やEA熟練者に支持され続けています。

10位 is6FX

IS6FX

is6FX
スプレッド 1.4〜1.6pips、EX口座で狭スプ可
EA利用可否 全口座で自由に利用可能
日本語サポート 完全日本語対応、問い合わせ迅速
VPS提供 なし(外部サービスを利用)
ボーナス 開設3,000円+段階入金ボーナス多数

is6FXは日本人トレーダー向けのサービスに力を入れている新進ブローカーです。最大の特徴はボーナスキャンペーンの充実度で、常時複数のボーナスを提供しています。口座開設ボーナス3,000円に始まり、初回入金100%(上限6万円)・2回目50%(上限10万円)・3回目30%(上限20万円)というように、入金ボーナスだけでも段階的に非常に手厚い特典があります​。

さらに取引量に応じた抽選ボーナスやキャッシュバックも随時開催されており、小資金からEA運用を始めたい方には強力な後押しとなるでしょう。
取引環境も近年改善が進んでおり、スタンダード口座のスプレッドはUSDJPY平均1.4~1.6pips程度、上級者向けのEX口座では狭スプレッド+コミッションで取引できます。約定力・サーバー安定性も問題なく、EA利用は全口座タイプで制限はありません

一方でVPSの無料提供が無い点は注意が必要です。自動売買を行う場合、自身で外部VPSを契約するかPCを常時稼働させる必要があります。また最大レバレッジも基本1,000倍と、他社に比べ突出して高いわけではありません。

しかしその分、金融ライセンス管理下でコンプライアンスを重視しており、安全性と顧客保護を両立しています。総合評価では10位としましたが、日本語サポートの質も高く、豊富なボーナスを活用してコツコツEA運用をしたい方に適した業者と言えます。

自動売買対応の海外FX業者の選び方

自動売買に適した海外FX業者かどうかは「取引の自由度が高いか」「コストと環境が整っているか」で判断できます​。

スキャルピング系かスイング系かのEAのタイプによっても最適な業者は変わり得ますので、自分の戦略との相性を見極めた上で口座開設することが大切です。

海外FX業者を自動売買目的で選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。

EA利用の可否・制限

まず最重要なのは、EAやスキャルピングの利用制限がないブローカーを選ぶことです。幸い今回紹介したような海外FX業者の大半は自動売買に寛容で、基本的に制限なくEAを稼働できます​。

ただし一部業者では特定の手法を禁止している場合もあるため、利用規約を確認しましょう。

取引環境|スプレッド・約定力

自動売買、とりわけスキャルピングEAや高頻度売買ではスプレッドの狭さ約定スピードの速さが成績を左右します。可能な限りスプレッドの狭い口座タイプを提供する業者がおすすめです。

例えばExnessやTitan FXのように極狭スプレッドを安定提供する業者は、自動売買の利益率向上に有利です​。

各社のプロ口座やECN口座のスペックを比較すると良いでしょう。また、約定拒否やサーバーダウンの少なさも重要です。ユーザーの口コミや実測データから約定品質の高い業者を選ぶことが大切です。

VPS提供と条件

EAを24時間動かすには高速で安定したVPSサーバーが欠かせません。業者によっては今回紹介したXMやFBS、TradersTrustのように条件達成で無料VPSを提供しているところもあります​。

無料条件の入金額・取引量は業者によって様々なので、自身の取引予定と照らし合わせて負担の少ないところを選びましょう。無料提供が無い場合でも、提携VPS会社を割引価格で案内している業者もあります。できればブローカー拠点に近いロケーションのVPSを利用できると約定遅延も最小化でき理想的です​。

日本語サポートの質

自動売買の設定や運用で困ったとき、すぐに日本語で相談できる環境は大事です。日本語ライブチャットやメール対応が迅速な業者だと安心感があります。

ランキング上位の業者は概ね日本語サポートに対応していますが、その中でもXMやBigBoss、Titan FXは日本人スタッフが常駐しレスポンスの速さで定評があります。「問い合わせに日本語で明確に回答してくれるか」「サポート対応時間帯は十分か」なども選定材料にすると良いでしょう。

ボーナスの有無と内容

自動売買主体であっても、ボーナスは資金効率を上げる助けになります。証拠金が潤沢になるほどEAのポジション耐性も高まりますので、入金ボーナスが豊富な業者は魅力です。

ただし、ボーナスには出金制限や取消条件が付く場合もあります。ボーナス額に目がくらんで飛びつくのではなく、ボーナスのクッション機能の有無​や出金条件までチェックしましょう。

なお、Exnessのように敢えてボーナスを提供せずスプレッド縮小に注力している業者もあります​。

ボーナス重視か取引コスト重視か、ご自身のスタイルに合わせて取捨選択してください。

海外FXの自動売買の注意点

海外FXで自動売買を行う際には、以下のような注意点にも目を向けてください。

不安な点があれば少額から始め、慣れてきてから資金を増やすのも一つの手です。自動売買は万能ではありませんが、適切な業者選びとリスク管理で大きな味方となってくれるでしょう。

EA任せにし過ぎない

自動売買は便利な反面、相場急変時の裁量判断が入らないため、大きなトレンド転換に弱い場合があります。長期間利益を出していたEAでも、市場環境の変化で突然通用しなくなるリスクがあります。

定期的にEAの稼働状況をチェックし、必要に応じてパラメータ調整や稼働停止の判断を下せるようにしましょう。また、複数のEAを併用する場合はポートフォリオ全体のリスク管理も重要です。

バックテストとフォワードテストの過信禁物

EA開発者提供のバックテスト結果が良好でも、必ずしも将来の成績を保証するものではありません。マーケットの流動性やスプレッド、サーバー遅延など現実の取引要因はバックテスト環境と異なります。

可能であればデモ口座や小額リアル口座でフォワードテストを行い、実環境でEAの挙動を確認してから本格稼働させると安全です。

また、カーブフィッティングされたEAには注意し、総取引回数やシャープレシオなど多角的な視点でEAを評価するようにしましょう​。

資金管理の徹底

自動売買では人間の判断が入らない分、ロット数や損切設定など資金管理を最初に厳格に決めておくことが肝要です。高レバレッジを活かして利益を伸ばせる半面、想定外の損失も一瞬で発生し得ます。

特にナンピンマーチン型EAは破綻しやすいため、リスク許容度に応じてパラメータを弱めに設定する、十分な証拠金維持率を確保する、といった対策が必要です。

ボーナスを証拠金に充当できる場合も過信せず、自腹の資金がゼロにならない運用を心掛けましょう。

信頼できる業者を使う

海外FX業者の中には残念ながら悪質なものも存在します。自動売買で長期間運用するなら、資金を安心して預けられる信頼性の高い業者かを改めて確認してください。

金融ライセンスの取得状況や運営実績、利用者の評判などをチェックし、怪しい業者は避けましょう​。

今回紹介したような大手や有名ブローカーであればその点は概ね安心ですが、仮に高スプレッドでも日本の金融庁登録業者で自動売買ツールを利用する方法もあります。ただし国内業者はEA利用不可なことも多いです。

規約違反に注意

複数口座間の両建てでボーナス悪用、不正なコピー取引などブローカーの規約で禁止されている行為は絶対に行わないようにしましょう。最悪の場合、利益の取り消しや口座凍結といった措置を受ける可能性があります​。

また、業者によっては他社口座とのアービトラージ取引や高速スキャルピングを禁止している場合もあります。EAの手法が規約に抵触しないか、事前に確認しておくことが大切です。

海外FXの自動売買のよくあるFAQ

海外FXで本当に自動売買(EA)は使えますか?禁止されませんか?
はい、基本的に海外FX業者の多くはEAの利用を許可しています。むしろ自動売買可能であることをセールスポイントにしている業者も多数です​。
国内FX業者ではシステムトレードが制限される場合がありますが、海外FXでは今回紹介したXMやFBSをはじめ全てEA利用制限なしです。ただし、ごく一部に「極端な高速取引は禁止」など細則を設けている場合もあるため、念のため利用規約を確認しましょう。
自動売買にVPSは必須ですか?自分のPCではダメですか?
24時間EAを稼働させるには基本的にVPS(仮想専用サーバー)の利用が推奨されます。自宅PCでも電源を入れっぱなしにすれば動かせますが、通信や電源トラブルのリスクがあります。VPSなら高速ネット回線と安定稼働が確保されるため、特に短期売買EAでは約定遅延を減らせる利点が大きいです。また、自宅PCを常時動かすと電気代もかかります。無料でVPSを提供している海外ブローカー(XMやFBSなど)もありますし​​、有料でも月20~30ドル程度から契約可能なので、真剣にEA運用するならVPSの導入を検討しましょう。
初心者でもすぐ自動売買を始められますか?
はい、基本的な準備をすれば初心者でも開始できます。ただしMT4/MT5の基本操作やEAの設定方法など事前の学習は必要です。具体的には、講座開設→プラットフォームにログイン→EAファイルを設置→パラメータ設定→自動売買ボタンON、という流れになります。難しく感じる場合は、各ブローカーの提供するマニュアルや​、ネット上のガイドを参考に一つ一つ設定してください。またデモ口座で練習してみると安心です。EAごとに推奨設定が異なるため、そのEAの提供元が発信している情報(推奨ロットや資金、通貨ペアなど)にも従いましょう。初めは小さい金額で試運転し、慣れてから本格運用するのがおすすめです。
自動売買ですぐ稼げますか?失敗することもありますか?
自動売買だからといって必ず勝てる保証はありません。優秀なEAやストラテジーであっても、市場環境によっては損失を出すこともあります。特に相場急変時や想定外の値動きでは、大きなドローダウンに見舞われる可能性があります。自動売買は「魔法の利益製造機」ではなく、あくまでトレード手法の一つです。したがって、裁量取引と同様にリスク管理(損切設定やポジションサイズ管理)は必要です。また、相場状況に応じてEAの入れ替えや停止判断を行う柔軟性も求められます。自動売買は適切に運用すれば時間効率よく利益獲得が狙えますが、「放置すれば勝手に儲かる」わけではない点に注意しましょう。
海外FXの自動売買における税金の扱いは?
海外FX口座で得た利益は、日本の税制上総合課税(雑所得)として扱われます。利益が20万円を超えると確定申告が必要で、他の所得と合算して課税されます。税率は所得額に応じた累進課税となり、最大55%程度(住民税含む)になる可能性があります。国内FXのような申告分離課税(一律20.315%)とは異なるので注意してください。複数の海外口座でEA運用している場合、損益は通算可能ですが、国内FXとの損益通算はできません。また、経費としてVPS代やEA購入費用を計上することも検討できますが、明確に自動売買に関連すると証明できる必要があります。

海外FXの自動売買のランキング根拠

順位 業者名 総合点 スプレッド EA利用可否 日本語サポート VPS提供 ボーナス
1位 XMTrading 97点 18点 20点 20点 19点 20点
2位 FBS 92点 18点 20点 18点 18点 18点
3位 Vantage 90点 19点 20点 17点 17点 17点
4位 FXGT 89点 16点 20点 18点 17点 18点
5位 TradersTrust 88点 16点 20点 18点 20点 14点
6位 HFM 87点 17点 20点 18点 15点 17点
7位 BigBoss 82点 15点 20点 19点 10点 18点
8位 Exness 80点 20点 20点 15点 17点 8点
9位 Titan FX 79点 20点 20点 17点 15点 7点
10位 is6FX 78点 15点 20点 18点 7点 18点
合同会社IFA
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合同会社IFAは、お金について人生100年時代に役立つ知識を届けることをモットーに、海外FXの知識や経済ニュースなどの情報を発信しています。

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